変じゃないブログ

なんかいろいろ。へんしゅうぎょう。ツイッターは@henjanaimon

精神病等に入院していたときの話❸

私はいまだに1日1箱タバコを吸う。完全に、惰性でスパスパ軽やかに、8ミリのメンソールタバコを愛飲している。私が通っていた大学というのは、「名前さえ書けば入学できる」と揶揄されるような学力しか誇らない女子大だったが、いわゆる「お嬢様大学」で、学…

精神病棟に入院していたときの話❷

この記事を読んでくださっている方の中で、「カッコーの巣の上で」という古いアメリカ映画をご存知の方はどれくらいいるのだろうか。 刑務所収容を逃れるため、詐病を使い精神病院送りとなった荒くれ者の主人公マクマーフィーが、精神病院内でも荒くれまくり…

精神病棟に入院していたときの話❶

2016年末、私はボロボロだった。メンタルではなく、体の話だ。 とにかく、何を食べても即座に戻してしまう。アルコール中毒だったので、「お酒を飲まないとダメになってしまう」という強迫観念に取り憑かれ酒は飲んでいたものの、最後にはその酒もマーライオ…

小さな方舟

私は大学3年生になる直前、唐突に大学を中退しなければいけなくなった。「なんか計算したら、これから学費出せないっぽいわ」という割とトンデモな家庭の事情が理由だった。 21歳の私は、ある日いきなり「学生」から「フリーター」になった。 当時私は、大学…

パンツ(排泄物)売りの少女だった頃の話❹

Cさんは実際会うと、サラリーマンにしては明るめの茶髪をきれいに整え、今風なデザインのメガネをかけたサラリーマンだった。話し方も軽やかで、使う言葉も少しチャラいぐらいの男性だった。 「めっちゃ可愛いですね!」「久しぶり!今日も会えて嬉しい〜」…

パンツ(排泄物)売りの少女だった頃の話❸

意外かもしれないが、排泄物はパンツより高価な値段で取引されていた。おそらく、需要に対して供給が少ないから、取引値が跳ね上がっていたんだろう。「需要と供給と売価のバランス」を、私はウンコで学んだ。「そんなことあるんだ」って感じではあるが、や…

パンツ(排泄物)売りの少女だった頃の話❷

「生出しでウン◯」もしかしたら、この言葉の意味がわからない人もいるかもしれない。というか絶対いるので説明すると、文字通り(?)「生中継で出された◯ンコ」のことである。訳すると、「心優しいJKさん、どうか僕の目の前でウ◯コをひり出してください。流さ…

パンツ(排泄物)売りの少女だった頃の話❶

もう時効だと思うので、私がありとあらゆるものを売る少女だった頃の話を書く。 高校1年の頃、初めてバイトを始めた。某ファミレスチェーンのホールスタッフとして採用された私は、勤務1ヶ月がすぎたときにはもう抜け殻になっていた。 今でも下手だが、当時…